令和7年6月23日から7月1日の期間に「加計呂麻島のデイゴ並木」の樹木治療を行いました。今回は樹勢を高めるためにブレスパイプバンブーの増設と、フザリウム菌に罹病した枝の除去、デイゴヒメコバチによる被害の対策のための薬剤散布を実施いたしました。治療は年3回で今回は2回目となります。これらの事業はふるさと特定離島補助金で賄われていますが、今回大樹生命様の寄付金をさらに追加して、248本分のブレスパイプバンブーの蓋を強化することに活用することができました。従来品はすべて竹製の為、大型台風や強い気象の影響を受けやすい当該地域では補強をした方が良いと判断し費用を使わせていただきました。これによりブレスパイプバンブーの耐久性が増し効果が長く続くことができるようになりました。この様子は協会ホームページや副理事SNSアカウントにて公表され多くの方にご好評をいただきました。引き続き加計呂麻島のデイゴの保全事業に尽力して参ります。



